経費かかんねえ〜

今朝、出勤の為に家を出る前、4女が変な咳をしていた。勤務を終え家に帰ると、妻から4女がインフルエンザだと聞かされた。すでに病院に行き、薬も貰い、容態も安定している事は見てとれた。
しかし、これが被災地だったらどうだったろう。今でも同じ被災地でも、まったく支援を得ず、孤立した避難所があるほどなのだ。避難所では、その規模や条件によって、問題がそれぞれ違う。大きな避難所は、トイレや衛生面で常に緊張を強いられている。小さな避難所は、支援そのものが届いていない。
我が家が被災したとして、その時4女のインフルエンザをどうしたらいいんだろう。十分な医療施設もない。薬は3時間並んでやっと一日分の支給だ。まさににっちもさっちもいかない。
今もこうして、見えない現実と戦っている被災地の方に、申し訳ない気持ちで一杯になる。そんな風に申し訳ないって思うことすら、恥ずかしい気持ちになったりする。
でも、恵まれている地域の私達は、常に、被災地の気持ちを鑑みて、今の自分に置き換えることだ。そうして痛みを知る必要がある。それが思いやりを育てる。慮る気持ち。

明日、いよいよ、我社の支援物資積載車が大阪を出発する。少しでも被災地の方々に安堵を与えられたらという気持ちで。

昨日の静岡もそうだが、まだまだ震度3・4の余震が続いている。ともかく現実を受け入れなきゃいけない。逃げるわけには行かないから。ひとつひとつ、できる事をやっていきます。

このところ、部下と営業活動をしていても、昼食の楽しみである、「ラーメン:」へのこだわりがない。とりあえずなんか食えりゃいいよって、何かを詰め込んでる状態。だって、申し訳ないもん。食えるだけええやんか、わしら。
全然経費かかんねえ〜。