なんと愚息がブログを!

妻が教えてくれました。
なんと息子がブログを書いているとな!びひゃひゃひゃひゃ〜〜〜。
なんとまあ。
さすがは中学1年生。書いてある事は他愛のないことばかりだが、ひとつだけ、印象的な文章があったので下記に載せます。


息子のブログ記事です。




水泳

俺はキツィハードな練習をしている時に思う

今何本目?
後何本ある?
どうやったら速くなる?
何故人それぞれ速さが違う?
筋肉の違いか?
なぜ泳いでいる?

小学6年生
中学の部活は何にしようかとずっと思っていた。
初めはハンドボール
友達がやっているからだ
そのあとなぜか野球
なんだろう?
なんで野球なんて考えた?
絶対入ると決意し、公園で練習した
まったく使っていなかったグローブも完璧にやわらかくなり
丸本のボールも軟式だが、打てた
お父さんとも練習をしていた

ある日
浜松まで水泳の試合を見に行った
お父さんが昔、日本代表と言う事もあり、水泳の友達が多かった
その試合で日本新記録もでた
それを見て初めは
水泳か・・・。
なんて思っていた
その後何ヶ月後に大阪にも試合があった
それを見て完璧に目覚めた
俺は水泳だなと。
俺は昔、少しだけスイミングに通っていた

全然何も考えずに嫌だなんて思いながら練習をしていた
級も良くもなくどちらかといったら悪い
6年生の学校の水泳の授業
皆と変わらなかった
同じ水泳部の人にも負けていたのだ
ど素人だった
水泳部の練習はきつい時もあった

周りと差が結構ついた
近ちゃんとライバルとなった
1分29秒の低レベルな争い
そっからは勝ったり負けたりの戦い
1分29秒の壁は越えれなかった
近ちゃんはスイミングスクールに通っている
俺はまったく通っていない
俺は勝手に結構センスあるかも?
なんて思っていた


お父さんからの提案
選手クラスに入って練習する
俺は入りたいと言った
だが選手クラスは普通のクラスに通って
速くなったら来る申請だ
普通のクラスに通ってる時間はない
ここでお父さんの出番
さっきも書いたが
お父さんは水泳の知り合いが多い
知り合いのコーチに頼み
JSSというスイミングに入った
練習は苦しい
フリーのキックなんて全くもたない
50m泳いだらバテる
練習は物凄い苦しい
土曜日なんていつもの1,5倍はある
物凄いキツイ本当にキツイ
泣きたくなる
周りは平均4年生
前の方に最近は行っている
今の最高は1分23秒ブレスト100mだ
1分22秒が県大に出れる
後1秒
県総体は1分30秒
中学選手権も突破している
200mは3分を切った
もう総体なんてどうでもいい
いまは
ジュニアオリンピック
1分8秒を切る事
そのためには
初めの50mを32秒
後の50mを36秒で泳ぐ物凄い大変だ
自分の力のなさに泣けてくる
それでも諦めずにせめて県大は行こうと思う
そのためには休んでなんかいられない
毎日毎日休みは日曜日だけ
毎日毎日プロテイン
練習練習練習!
遊んでなんかいられない
がんばるぞ〜
オーーーーーー!!!!!!!!








という内容でした。

現在は1分20秒がベストタイムの本人です。
また3月の末に大会があるようです。(笑)今度はベストが出せるでしょうか。
読んでいると、赤ちゃんの頃、ハイハイしていた当時を思い出したりします。
もうこんな事書くような成長をしたんだなあと。



いずれにしても、学校と家庭という2ヶ所だけではなく、もうひとつ別のステージである、スイミングというか、水泳生活と言おうか、競泳選手としての世界と言おうか、それを持てるということ、打ち込む何かを持っていると言う事は、本当に幸せな事だと言うことだ。
大人になるにつれ、様々なものを失い、妥協を重ねるうちにがんばろうと言う気持ちも消えていってしまうものかもしれない。しかし、必ず彼は、今の事を思い出す時がくる。
彼にとっての『今』が、彼の人生に素晴らしい影響を与え、そして何より誇れる思い出となる事を願ってやまない。