棚上げ

私は上司に対して厳しいのだろうか。

私が上司を上司と思えるのは、そこに私以上の何かの力、あるいは魅力、総合的なパワーがあるからであって、そこに何も感じられず、すべてただ漠然と、私にすがり、私に頼み、上司でありながら、その立場で社長に説明や意見を述べるその内容までのすべてを、私が考え、文章にし、ポイントの解説まで行う。

こんな人で、上司なんかでいいのだろうか。
そんな風に思ってしまう。

上席は細かいことは知る必要なんかないと思う。
別に具体的な仕事にまで、バリバリの若いやつよりデキル必要なんかない。
体力的にだってそれは無理だ。

だが、少なくともマネジメント、そして創造力や想像力程度はなければ、そもそも仕事にもならんだろうに。

年功序列的な要素が多い我社の中で、なんとなく年齢的に出世しちゃったなんていう人間は、給料は上がってくれても良いけれど、上司にはならんで欲しい。

私自身が人の事を言えるのかどうか、棚に上げて言っているけれど、でも言いたい。

実力がない人、自信がない人、会社で上司なんかやならいで欲しい。