未来を見る

我が家では、3女のインフルエンザをきっかけに、長男、次女と、次々と3人が感染した。素早い診察と検査で、リレンザを処方され、見事に効力をあらわす。せいぜい2日間、寝たり起きたり、病人の特権、好きなもの食べて、容態が回復する子供達。安心する親。兄弟も多いから、長女に面倒を頼み、買い物に行く余裕もある。買い物途中にガソリンも入れた。何の規制もない。「満タン」という一言で、十分なガソリンが入る。・
普段なら、子供の多い我が家は、インフルエンザを交代で移しまくる我が家に、誰もが同情してくれるものだ。実際に、親も大変だ。くたくたになって、子供の面倒を見る。

今日もまだNGOの段取りが出来ていない。友人の「岡本」が、東京以降の交通機関について、段取りをしてくれるという打診をくれた。今の状態で、ダブルブッキングは出来ないので、いったん保留してもらったが、NGOの手配に時間がかかるのであれば、岡本の協力を仰いだ方がいいかもしれない。
NGOの担当、「山下さん」が、もう少し待ってくれと、今日も連絡をくれた。支援のリストに入っていると。順番だと。

もう少し待とう。一刻も早い支援が第一だが、それでも無茶な事をしても、こんな時は現実的に実現できない事も多い。
火曜には、元自衛隊の部下も、輸送関連の情報収集をしてくれる。頼りになる右腕だ。

経済社会にいる国民は、ちゃんと経済活動をして、アスリートは、一生懸命その技術と能力を伸ばす努力をし、国を支える為に、虎視眈々と、日本人である事と、国の文化を守り育てる事を続けていこう。現地に行ってボランティアをしたくなる気持ちは私も同じだ。現地に飛んで、何かしたい。
しかし、この未曾有の災害は、長期戦となる。福島第一原発も、津波に流された被災地も、一長一短ではない。

じっくり、着々と、復興させるのだ。我々日本国民全員の力で。だから、我々はしっかり仕事をする必要がある。もっともっと良い仕事をして、より良い国と強い経済を作るのだ。
みんな。そうしようじゃないか。そうしよう。
被災地の避難民の方々が、少しでも明日の光が見え始めた時に、しっかりとその土壌を作っておこうじゃん。
皆が大暴れできるように。貯まった行動力をぶつけられるように、そのステージを少し無理して広げておこう。

そして、もう一度、原発の事を考えよう。
電力の事を思い直そう。
人類の未来について、よく思い浮かべよう。