ストレステスト

ストレステストかあ〜・・・・・。まったく人間とは懲りないものよ。3月11日以降の福島原発事故事態が、想定外・想定外って言ってきたじゃないか・・・。要は、想定できない事が起きれば、どんなストレステストしようが、どれだけ頑丈にしようが、どれだけ堤防高くしようが、事故の不安要素は拭えないって事なのに・・・。
結局人類はまだ、原子力をコントロールする事は出来ないということじゃないか。特に、日本は技術大国とは言ってるが、知識人はいても、それぞれの利権や名誉欲が交錯して、技術革新が進まないのだ。
私個人は、自動販売機やパチンコ屋、ネオンなど、不必要な電気使用はなくたってかまわない。今回のストレステストという手法は、結局原発を稼動させたい電力会社と、日本の産業を停滞させない為の政府の苦肉策であることは間違いない。
しかし私は、日本も世界も、少し変っていけるチャンスなんじゃないかって思う。安くていい物をどんどん生産して、国民が消費して世界に輸出すれば、金は儲かるだろうし、雇用も促進されるだろう。しかしその一方で、人間の生活はどんどん窮屈になっていく。豊かな生活なんて、結局金じゃ買えないんじゃないだろうか。
本当の豊かさってなんだろう。豪勢な食事したり、高いワイン飲んだり、大きな屋敷に住んだり、頑丈な外車に乗ったりする事なのだろうか。
電力は経済の要になっている。様々な分野において、直接的、あるいは間接的に経済を支えている。
福島の水素爆発によってもたらされた放射線被害は、実はとてつもなく深刻な問題だ。最近では放射線濃度が、所によっては非常に高く出ていて、私が思うに、かなりの人々が内部被曝していると思う。
それなのに、まだなんとかして原発を推進したいのだろうか。今回の震災によって、プレートが緩み、場所によっては地震を誘発しやすくなっているのに。
もうええんちゃうかあ〜?そんなに電気もいらんやろう?
少し我慢して、昔みたいなのどかな日本に戻さんか〜??