良くなると思う

野田総理、なんか好きになってきた。というより、今までちゃんと野田さんの事を知らなかった事も、恥ずかしい話、手伝っている部分がある。
言葉の使い方が、どっしりしているのに厚かましさがない。
態度や振る舞いが、落ち着いているのに偉そうに見えない。
少しだけオドオドしているような目をする時もあるのに、重要なポイントでははっきりと言い切る強さを感じる。

思ったよりもはるかに気持ちがいい。なんか変な期待はない代わりに、落ち着いた政治を行ってくれそうな気がしてならない。
民主党にはまるで北や中のスパイみたいな政治家しかいないのかと思っていたが、自民保守とまでは行かずとも、野田さんには他の民主政治家ほどの胡散臭さは感じない。
原口さんも少しノボせ気味を感じていたところだったが、野田さんにはそのような浮かれた軽さはない。
委員会の答弁などを聞いていても、ウダウダ感を感じない。

いいんじゃないかな〜。

外交にもセンスを感じる。なんだか彼は、自分が総理大臣になった時の事を、昔からシュミレーションしてきた気がする。
そのくらいに動きに遅さを感じないのだ。

しかしかといって、問題は山積だ。今この国が抱えている問題は、野田さんの任期中にも解決など出来ないことばかりではある。
政権だって、民主党にも限界があるだろう。
しかし、なんか、この国の政治のベクトルが変ったかもしれない・・・・というような、そんな気がするのは私だけだろうか。

最近、不景気でボーバスが激減し、所得が減った。社宅の支払いが増えたりして、手取りも減った。子供の成長と共に、我が家の経費が急激に増加した。サラリーマンのピンチを感じていた。
そのせいで、妻も少しお金に対してナーバスだったし、私もそれに巻き込まれていた。というより、妻に見習い、このところ大事にお金を使うようにしていた。
私は昔からお金に無頓着すぎたから。それはそれでいい傾向だ。

しかし、こんな時だから、もう少し大らかに行こうと思った。今は家庭の経費がかさむ時だ。仕方がないんだ。それでいいさ。でも、どうせいつか死ぬんだ。老後のために月1万や2万のために、セコセコしたくない。もっと楽に大らかにお金を使おう!
そうすればもっと人生が楽しくなる。
タバコ辞めたし。
この国のことも、もっと大らかに考えた方がいいかもしれないと思うようになった。ひとつひとつの問題が怖すぎて、どうにもならない。
だから、見切り発射で思い切って政策ぶつけるしかないじゃん。

我社も経費削減がうまくいって、売上低迷の中、良好な決算を迎えられそうとの話だ。我社の2代目は、お金の流れを管理するのは凄い。
創業者の血を継いでいるのだろうと思う。

もう少しすると、上手にお金を利用して、豊かな生活を送ったり、豊かな仕事を創造したり、国民事態が豊かな発想の元に暮らす、そういう時代が来る気がする。
確かに外交は怖い。外国には考えられない常識がある。モラルも道徳も通用などしないのが現在だ。
世界統一国家を企む悪魔崇拝組織イルミナティまで存在するくらいだから、気を抜けないのは事実だ。
でも・・・・・、なんだか妙に、そんな時代は長くは続かない気がする。いやむしろ、続かないって、そう思うようにしよう。そう言ったり、そう、書いていたほうが、いつのまにか世界が良くなっていくから。