ヘルニア〜〜ン
先週の木曜日の夕方、段々激しくなる左肩甲骨の傷みに、仕事どころじゃないと、家に帰った。
帰るなり妻に、
「か、肩があー!くっ首があーっ!」イテエーッ!
もがきながら部屋へ。
しかし、明日も会社があるし、この痛みを明日にゃ引きずりたくないと、すでに21時を回った時間でやってるのは、整形外科より、整骨院だからと、近所の整骨院に飛び込んだ。
閉店間際の整骨院で、先生は親切に色んな解説や、私の体の様々な問題点を指摘してくれだが、私の方はすでに痛みが酷くて、そんなことどうでも良くなっていた。
痛みの激しい部位に、電気治療を当て、ひきつるような傷みに耐えた。
しかし、痛みは消えない。
その日、朝までのたうち回り、一睡もしなかった。
朝、会社に行こうとシャワーを浴びて、いつものように髭を剃ろうと座ったが、痛みは激しくなるばかり。
必死に血だらけになりながら髭を剃り、シャワーを終えてたおるで体を拭こうとしたが、痛くて痛くて出来ない。
妻を呼び、拭いてもらったが、髪を拭こうとしたとき、半端じゃない痛みが襲った。
泣きそうな程の傷みに、完全にギブアップ。
会社を休み、少ない上司に状態を説明するが、自分の立場にしか関心のない彼は、とにかく私の事業部を回してくれさえすればいいと、こちらに迷惑かけてほしくないとばかり。
幸い部下たちに恵まれている私は私の事業部を完璧に運営してくれている。
万を辞してとにかく家でじっとしていることに。
10時になり、妻が一段落。地元の総合病院に。
二時間以上待ち、待つ間もじ地獄のような痛みに耐えながら、必死に耐えた。
やっと番がきて、診察。レントゲンも撮ったが、医者は慣れているのか、首の椎間板ヘルニアでしょうと言い、とにかく薬で痛みを止め、耐えてくださいと言う。
そんなものかなあと、自宅に帰り直ぐ薬を飲んだ。
だが、まったく効かない。
痛みがひかない。
午後に、地元で評判だと聞き、別の整形外科へ。
選んだセカンドオピニオンは正解。
MRIを撮りますと言われ、じっと出来ない位に痛いのに、15分間、じっとして撮影。
診察室で見た画像で、頚椎の椎間板が、ガリガリに飛び出ており、神経を斜めに圧迫していた。
、
薬を増やしてくれ、ごっつい注射して、1日にまた来てくださいと。
その晩も痛くて眠れない。
そして物凄い量の薬を飲んでいる。
お尻の穴から入れる座薬まで。
湿布もロキソニン湿布。
それでも痛くて痛くて眠れない。
腕をどの体制にしても、どんな姿勢にしても、何をしても痛い。
目をつぶってじっとして寝ようとしたもんなら、究極に痛みが募る。
ああ〜〜〜〜〜。俺は終わりだあ〜〜〜〜〜。
そんな絶望的な気持ちになる。
そして今日また整形外科へ。
「先生。ものすごく痛いんです。何しても痛みが引きません。薬もまったく効いている気がしません。」
そういうと、横にいた看護婦さんが、
「あら?でもこの前より元気そうなお顔よ??」
と。
(くっ!余計なこと言いやがって・・・・・!)
(俺の痛みを分かるわけなかろうが!)
と、苛立つ私。そこで妻が、
「でもずっと痛くて寝れてないしね〜」
と助け舟。
あ、妻はいつも、私が医者に行くときは、常にぴったり一緒です。
そしてものっすごい強烈な薬を処方してくれる事になり、さらにそこで妻が、
「注射もお願いしたら?」
とまた助け舟。
先生に頼みにくい私の性格を察し、よくぞ言ってくれた。
ぶっちゅ〜〜〜〜〜っと、ぶっとい注射打って、家に帰った。
そして現在深夜1時50分。
相変わらずです。
痛くて眠れねえ〜〜〜〜〜!