残念ですが。


だからやっぱりこの国から【いじめ】がなくなることはないの。
【いじめ】の問題を【いじめ】でやり返しているんだから。



インターネットで、なんとか夫人とかが、どうやら大津市のいじめに関わった加害者側と思われる子供の実名と写真を公開し、糾弾している記事が普通に誰でも見れる状態らしい。





むしろこれこそが【いじめ】そのものではないか。


確かに実名さらされているその少年が当事者かもしれない。
しかし、そうではないかもしれない。
書かれているように、とんでもないクソガキかもしれないし、、もしかしたらそうではないかもしれないのに。
調査、捜査している当事者ではない者が、一時の感情に火をつけて、中途半端で忘れやすい、くだらない薄っぺらい正義感振りかざして、インターネットという簡単で便利な手法を用いて、仲間を集めて集団でいじめている。
言っとくが、いくら加害者であっても、おまえらに裁く権利なんかないんだよ。





大事な事は、このような事件を通して、正義がどこにあるのか、どうすることが正義なのか、教訓として、我々はいじめの抑制や、自殺の防止の為に、教師達に、どのように接し、何を求め、自分たちは、親として、あるいは友人としてクラスメイトとして、どうすべきなのか、家庭はその時どうあるべきで、どんな理念を持つべきなのか、
【自分たちが自分たちのあり方を考える】
ことが重要なのであって、芸能人が知名度を使って、個人をさらして糾弾することじゃないし、被害者に取って代わって成敗してやった気分になることでもなかろうに。
恐ろしいほどに民意が低い。
この国はどこか隣の国か?!と思ったほどである。
実名出す芸能人も実名出して発言する事をあっぱれとして、糾弾や実名や写真晒す事が正義と言うのなら、この国に【法】は不必要だろう?
なんとか夫人が法になりゃあいいって話しになってしまう。



もし本当にその中学生が諸悪の根源だとして、しかし私は簡単に「更生の道」なる議論などする気はない。
そんなガキ、簡単に更生なんか出来やしない。
徹底的に法で裁き、むしろ自殺強要罪で有罪実刑くらって、数十年、無期くらいに刑をくらうべきだと、気持ちでは熱くなる。
被害者に直接関係ない私でさえも、いじめを行なった当事者が憎い気持ちはある。
自分の子供が被害にあったら、私は黙って、静かに加害者の子供を殺しにいくかもしれない。
それがどれだけ間違いであろうとも、敵討ちに走るかもしれない。
自分の人生など、子供の命の為ならとるに足らん。
やつを殺してやる。それが自殺した我が子の望みなはずだ。
そう信じるだろう。







私だってそれほど憎い、悔しいのは事実だ。
しかし、デ○ィ夫人。あなたがやったことは、いじめの加害者と同じ事です。
残念ですが。
あなたの倫理観に正義はありません。
残念ですが。
あなたは間違っている。許されない行為だ。