45歳

昨日45歳になった私。

月並みだけど、子供の頃周りで見ていた45歳の大人の人たちは、どうしてあんなに大人に見えたのだろう。

今の自分を思うと、自分が子供っぽくて、自分がまだ自分に諦めていなくて、どうしょもないくらいにもがいている、この未熟さに、少しがっかりしたりして。


けれど昨日は、Facebookの友人から、本当にたくさんのお祝いの言葉、メッセージをいただき、そこで短いお礼のメッセージを書き込みながら、それぞれの方々との思いでを思い出していた。


単純で大きなインパクトのある思い出が、大学4年前後の時代から、社会人にかけての5年近くの棒にふった冷たい時代に集中したせいで、20代の思い出を私は随分忘れていたのかもしれない。



本当は楽しい事や嬉しい事もいっぱいあったのだ。



色んな素敵な出会いもあったし、素晴らしい先輩が居て、綺麗な女性がいて、心を許せる友がいたんだ。
数年間、自分をグチャグチャにされた苦い思い出が、周りの素晴らしい人達のことまで、蓋をしてしまっていたのかもしれない。



妻もその素敵な友人の一人だった。

もっと古くからの。

田舎から出てきて心細かった頃の私の、隣の席でいつもノートを書いてくれていたあの子が、私の妻。

それから15年後、苦しみの時代の後、妻に救われた。

感謝に耐えない。

久しぶりに見た時の、あの綺麗な肌とかわいい笑顔のインパクトは衝撃だった。

(こいつ、こんなに綺麗だったのか・・・・・)




古くからの友と先輩にも、改めて感謝の気持ちでいっぱい。


生意気で腹の立つような刺々しかったであろう私を、今でも友として接してくれる方々に、心から感謝したい。


そしてその最たる存在が、妻である。








家族が全員で45歳を祝ってくれた。
あっという間に糖尿の数値も改善され、血圧も下がってきた。
食生活を気をつけることも、なんとなく生活に馴染んできた。

それもこれも馬鹿な俺を許してくれる妻のおかげだと、昨日、改めて感じた。

俺は馬鹿だなあ〜〜。



ほんの少しだけほっそりしたデブ。45歳。