参院選
自民党圧勝。
安倍政権を応援するつもりの私だったが、参院選直前のメディアの国民洗脳傾向を感じ、急に不安になった。
私の選挙区では、維新の会の立候補者の力の入れようも薄く、逆に安倍総理が直々に応援演説に訪れる中で、自民の圧勝は最初から目に見えていた。
小選挙区に誰を入れていいか。
入れてみたい、任せてみたい立候補者のいない選挙区。
自分の名前でも書いたろかと思うほど、我が地域はこの参院選への関心が薄いことは明白だった。
きっと地域的な投票率は世界最低だろうと思う。
比例は自民党に入れない。
福島ですら、小選挙区、比例区ともに自民の圧勝で、あれだけ原発事故の実害にあっている地域が自民党の圧勝とは・・・・・。
まさか福島の人々が、自民党の原子力発電推進を擁護するはずもなかろうが、現実、民主党のノロノロ復興政策と、安倍政権時のねじれ国会による決まらない政治、ねじれによるスピード感のない復興に、この度は嫌気が差し、むしろ【めじれ解消】の為に、自民へ投票したのだろう。
切実なこの国の事情。
復興の為には、実害のある原発推進の政党に投票しなければならないという矛盾を抱えた国の実態に、私は脱力感でいっぱいなった。
どんな形でさえ、アベノミクスで復興予算をダイナミックに使い、早い展開で福島、東北地域を元以上の地域に戻すことができるのならと、ねじれより、過半数政党を望んだのだ。
脱力感に苛まれている情けない私とは、その覚悟の違う山本太郎氏が当選。
５２％しかない投票率で当選を果たした彼は、ある意味わが師、アントニオ猪木よりはるかにその功績がある。
ましてや、マスメディアの間接的批判と攻撃を受けながらの彼の行動と発言は、一貫して原子力発電を否定するものであり、この社会の金の現実と真っ向から戦うものだった。
きっと原子力発電の利権の恩恵に与れない国民の支援が、彼に集中したのだろうと思う。
これは本物だ。
他の政治家の奇麗ごととは違う、生々しい底辺の声を感じる。
そもそもテレビのようなマスメディアや、新聞のようなマスコミが、自分のビジネスの利益にならないようなことを報道したり意見したりするはずもなく、ましてや原発批判や東電批判など、どのメディアも出来るわけはない。
むしろ山本太郎氏のような原発否定論者を擁護することなどありえないし、支援するような報道は絶対にありえない。
メディアに広告料３００億円近い金を落す東京電力の力に、テレビや新聞が挑むわけなどなかろう。
メディアにとっては、東電批判は、天に唾する行為と同じ事だ。
その３００億円近い広告料金の原資は、私たちの電気料金である。
原発止められて、仕方なく石油で発電しているから値上げって言うけれど、その前にテレビや新聞の広告料金止めろよ豚ヤロウども。
電力会社は東電以外でも、広告料金を合わせて１千億円メディアにばら撒いている。
スゲエ・・・・・。
誰も逆らえねえ・・・・・・。
金の力はハンパねえ・・・・・・。
やっぱりこの世は金が全てだ。
安倍総理ですら原発推進で、海外に事故起こした日本の原子力崩壊技術を売ろうとしている。
日本の景気対策の一環という。
フフフ・・・・。
その自民の圧勝で、これから怒涛のように原発が稼動を始めるのだろう。
福島の原発事故による放射能汚染はたいしたことありませんと、つまりは結局、どのメディアもそう一貫して東電のプロパガンダである。
はっきりと原子力発電の問題を諦めている橋下代表の維新の会の方が、この際は正しく見えてくる。
そして維新の会はこの参院選、敗北と呼ぶべきだろう。
この国の国民は世間を知らない。
橋下代表のように真実を述べ、石原代表のように正しい歴史を述べると、
（おいおい・・・言い過ぎだろう〜〜・・・）
と、急に背を向ける。
だから今回の維新は負けてしまったのだろう。
日本で本当の事を言うと、みんなに攻撃される。
日本の会社も同じである。
日本の会社で本当の事言えるチャンスがあるのは、オーナーだけであり、社員は一言も言えない。
今も昔も所詮、そういう文化の国なのだ。
現政権が、宗教団体とつるんでいる政権なのだから、救いようもないのだろう。
宗教団体も金が全てである。
マスコミもメディアも金だ。
東電や電機メーカー、銀行も金が全てである。
メディアに攻撃されている会社は、急いですぐに広告のせて、報道側に広告料金をシコタマ払えばリスク報道はすぐに消える。
一体誰が信用できるというのだ。
どの政党が期待できるのだろう。
よもや自民も民主も信用には値しない。
宗教政党公明は論外である。
思想は苦しい共産党は、発言に進歩なし。
社民党？まさかまだいたのか？？？？
しっかりしなきゃね。野党。
これから野党を充実させないと、この国はますます借金が増え、ロスチャイルドの思う壺にはまる。
