愚痴
いつもつい、社会動向とは反対の見方をしてしまう。
いやわざとじゃないんだよ〜。
桝添さんの辞職問題。
結局50億円かけて都知事選挙することになったが、たしかに彼は都知事の職を利用して、社会通念倫理にかける行いをして、税金を道義的に無駄使いしたことは事実だろうが、実際問題そんなに細やかに政治家を追い込んで何かいいことがあるのだろうか。
念願の知事になって、少し調子こいて、都民ド叱られたって言うことで済まないものかと思ってしまう。
ただ、政治化の倫理みたいなことの是非を、私がどうこう言ったところで、誰にもそれは価値はないだろうと思うので、やめにするが、私が本当に懸念しているのは、この国の国民の、潜在的に隠れた国民性のことだ。
本当にいじめるのが好きなマスゴミと、そのゴミ報道にどんどん感化されて、自身で考えることが出来なくなっていく国民。
彼は調子に乗って税金を楽しく使ったけど、そもそも選んだわけだし、良い所も沢山あるわけだ。
特に今回犯罪という、法に抵触した問題ではなかったわけだ。
それでも徹底的にいじめ抜くわけだ。
いじめじゃねえという人もいるかもしれないが、申し訳ないが私にはどこからどうみても、いじめにしか見えないわけだ。
【今だ!やっちまえ!!!】
散々たたきまくって苛め抜いて、結果選挙になって税金かけて。
出てきた候補者があの体たらく。(人のことは言えないが)
【この時代に日本の領土を攻めてくる国なんかあるわけない】
と本気でメディアで顔真っ赤にしてしゃべってたジャーナリストとかなんとかいう、鳥越という高齢者。
一方、最近つくづく思う。
与党自民党や政府、官僚という生き物は、国民の圧倒的多数の思いがあっても、平気でそれを無視できるということ。
つまりこの国は、権力が国民の圧倒的意思を無視できるということであり、この国の国民は、それを平気で我慢できるということだ。
憲法解釈だって、ほんの一部の叛逆者の意見を尊重し、あたかもそれが国益の為だと言って、憲法違反であっても平気である。
【立憲主義】と言う言葉をテレビの知識人がよく口にするが、実際にはまったく権力を縛っていないに等しい。
というより、憲法は国民が守るものだと、憲法そのものを勘違いしている知識人までいる。
もちろん国民もである。さむ。。。。。
あれだけの悲惨な災厄を経験し、原発事故によって、今でも放射能汚染を食い止められない現実が続き、汚染水はどんどん膨れあがり、メルトダウンした燃料は今後数億年と半減できない状況でありながら、原発再稼働も、どんどん進められている。
飽きない権力者たち。
国の将来のビジョンなんて権力には存在していないのだ。
国民が反対しても権力は無視できる。
国民は仕方がないとあきらめている。
結局、民主主義のカケラもない。
つまり民主主義など、ただの病気でしかないのだろう。
ヒトラーも核爆弾もアフガン戦争も大東亜戦争も、すべて民主主義で起こった事。
しかし選挙になると自民党に人々は票を入れる。その民主主義の結果、
、国民を無視する安倍政権を支持することになるのだから、どうにもならない。
いざとなれば選挙で勝つから、国民の望みなんて聞かなくていいのである。そもそも聞く気などないのだ。
我々の望みなんか無視してくれていいと国民が言っているのと同じ。
権力者にとってこんなに都合の良い国民はいない。
実態として、しょせんこれが民主主義なのだ。
馬鹿な権力にすがりつき、どこまでも底なし沼に沈んでいく餓鬼のようなものに見える。
そもそもこの国は、日常生活をそこそこ楽しみ、だまされようが、搾取されようが、戦後の日本国民は、おにぎりひとつに不自由しないから、底なし沼に浸かっていても、まだ足首くらいだという感覚なのだろう。
首まで沈み、もうあと少しで息ができなくなる、沈んでしまうというところまで来てみなければ分からない国民だから放っておくしかないのかもしれない。
しかしだからといってあんな【シールズ】だか、【しみーズ】だとかいう【純粋な若者】を演じる甘ちゃんの子供たちを肯定化するような風潮のマスコミを見ていると、本当にこいつらゴミだなあと思ってしまうのでした。
オリンピックも好成績で、一生懸命努力する若者を見ると、こんな風に文句言っているのも恥ずかしいわい。
小池都知事が、調合金のような既得権を叩き割れるか。
きっと無理だろう。