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最近まで極度に品薄状態だったマスク。

ついにこの不織布マスクのバブルがはじけた。

悪意ある人の買い占めによるネット価格の高騰や、流通のほぼ80%を占めていたんじゃないかってくらいの中国製の輸入減。

そして、それまでマスクをしなかったヨーロッパやアングロサクソンなどの需要拡大の影響。

当然マスクニーズの高い日本人の箱買い、まとめ買いの影響で、50枚入りのマスクひと箱が15000円で売られ、通常の流通でも、1枚100円が相場となり、私の会社近くの薬局では、5枚入りの何でもない、使い捨て白マスクが500円。つまり、一枚あたり100円。これに殺到する客。そんな状況だったマスクバブルは、私の予想通り2週間ほど前から急激にはじけ、地元のスーパーでもこれ見よがしの中国語表示の50枚入りマスクが2500円で売られ始めた。

この動きの直前に、私のところに色んな仕入先からマスク買いませんかの連絡が入ったため、マスクバブルがはじける予兆を、私は感じ取っていた。

 

仕事で仕入れ先からの打診があり、一枚50円あたりで数万枚仕入れ、社内使用分と子お客への贈呈用と、一部は5円だけ利益もらって販売したが、いまでは1枚20円台に暴落する投げ売り状態。

 

なのに、いまだ全国に行き渡らないアベノマスクに投じられた血税は466億円。

もういらないって気持ちが本音だろう。

466億円はドブに捨てられた。

肝心のドラッグストアではマスクは品切れ。

通常販売している信用度の高い日本製マスクは相変わらず品薄だからだろう。

 


コロナ前の50枚入り不織布マスクの販売価格は、だいたい1枚当たり10円くらいだったんじゃないかな。

世界中で原材料の不織布などの争奪戦が繰り広げられて、この原材料の価格が高騰。

まだまだ信用度の高い医療用などは、いま出回っている仕入れ値で50円ほどに膨らんでいると思う。

 

ただ、韓国や支那がコロナ特需とばかりに、ウレタンマスクを異業種が製造参入したために、これまた支那製の使い捨てが一層価格下落してきているのだろう。

 

安倍首相が側近官僚に耳元でささやかれ、ドヤ顔で打ち出したアベノ給食用マスクは不良品騒動で遅々として進まず、結局届かない。

器用で逞しい日本人は、これまでの使い捨て不識布マスクを、ちゃんと洗って使いまわし始め、ますます不必要なアベノ給食用マスクは、一家庭に2枚。

 

 

もう配布はやめるべきだ。

不良品問題と、さらに8億かけた検品の人件費。

466億のマスク代は私たちの血税

もうやめてほしい。そしてそのまま466億のうち残っている税金は、医療用の製造や仕入れに回して、コロナ患者を受け入れている医療現場に配布してほしい。

 

電子顕微鏡でみれば、穴だらけにしか見えないガーゼ数枚重ねのアベノ給食用マスクはすでに意味がなくなった。

 

恐ろしいほどのレベルで税金を無駄遣いする判断しかできない官僚と首相。

まだマスクが不足していた3月でも、給食当番用のガーゼマスクを、一家庭に2枚くばるってしかも466億かけるって、誰が聞いても愚策にしか思えない判断。

それを本気で良い策だと信じ込める【エリートピンチに弱い説】。

 

コロナの不安より、アベノ不安。

コロナの不安より、官僚ノ不安。