短い旅
岡山の同事業部の後輩?部下?の結婚式に夫婦で呼ばれ参加してきました。
じいじとばあばに来てもらって、子供たちは全員お留守番。
夫婦二人で新幹線。
新大阪の新幹線ホームに立つと、妻が意外なことを口にした。
『ええ〜!!??今の新幹線て、こんな正面なの〜〜??』
ほあ?
最初意味が分からないほど私はビックリ。
妻はもう10年以上新幹線に乗っていないのだ。
出張や会議などで、しょっちゅう新幹線に乗る私と違い、主婦は意外と新幹線に乗る機会がないのだろうか。考えてみると、確かに東京でもどこでも、妻が移動するときは私と一緒に車で移動しているなあ。
子供たちも基本一緒だから、常に車。
(そうかあ・・・電車の旅は久しぶりかあ〜・・・)
岡山行きのわずかな時間だが、妻と新幹線。
部下のジョンも一緒だったので、こいつが邪魔だけど、3人で仲良く3人掛け、一列に並んで出発。
すぐに車内販売のお嬢さんがおいでになった。
すると、ちょっとばかりワクワクしてる妻が、なんだか物欲しそうに車内販売のラックを覗き込む。
『なんか買う??』
と聞くと、照れくさそうに笑いながら、『別にいいけどお』と言う。
コーヒーでも買おうかと誘ったが、照れ屋の妻は一度いらないと言ったら引き下がれない。
私はニヤニヤしながら妻を見ていた。
あっという間に岡山に到着。
チェックイン後、すぐに駅前の高島屋へ散策に。
妻は衝動買いでジャケットを買い、ネット検索で探した、岡山自慢の割烹へ。
妻の大好きな馬刺しを3人前頼み、様々な岡山自慢の料理を堪能。
冷凍じゃないお肉のお味。最高!
私の大好きな芋焼酎、【富の宝山】も堪能。
部下のジョンと広島から合流したヤスダと、4人で豪遊。
お店の女将に言われるまま、どんどんお勧めを注文していたら、会計は4万円。
やってくれました住吉夫婦。
奢るのはしんどいので4人で1万円づつ割り勘。
その後そのままシダックスへ。
4人で夜中の3時まで歌いまくり。
部屋に帰ると私たちは夫婦でもう意識朦朧。
酔いと眠気でグラグラしながらもダブルベッドに我慢ができず、【深夜の1戦】!!!
そのままバタンキュ〜〜〜〜〜。
目が覚めると、私たちはまたしても夫婦で二日酔い。
朝食ベッフェでお味噌汁、3杯づつ飲んで、チェックアウト1時間延長。
そして【朝の1戦】!
運動すると酒が抜けるのか、妻はもう復活。
私は今ひとつだが、ジョンとヤスダと合流すると、二人も完全に二日酔い。
しかし本番はこれからだ。
4人でタクシー乗って、13時からの結婚式の会場へ。
おごそかな教会でのキリスト教式の結婚式。
あなたはその健やかなる時も
順境にあっても
逆境にあっても
病めるときも
夫として
生涯、愛と忠実を尽くすことを誓いますか。
(俺も、も一回誓う〜〜〜!!!)
と思って聞いていました。
私はキリスト教ではないが、こうした言葉を聞くと、改めて愛とはなんなのかについて反省する。
いつも、部下や後輩に言う言葉で、【師】である米川先生に教わったことは、
【愛とは、与えるのみに存在し、見返りを求める愛は、愛ではない】という言葉だった。
その恩師の言葉を思い出しながら、妻の横顔を見る。
う・・・・美しい・・・・・なんて美しいのだろう。
(あなたの為なら死ねる。。。。。。)
綺麗なお嫁さんと、もっと綺麗な妻を見ていたら(マツイ、ごめんなさい)二日酔いも随分と良くなったものの、私は酒を飲めないまま披露宴へ。
しかしいつのまにかジョンとヤスダは完全復活!!
ガンガンに呑んでました。
(す・・すげえ・・・若さやな)
とってもアットホームでさわやかな披露宴。
なにしろ花嫁がまあ美しいこと!
45歳にもなると、20代前半の花嫁を見ると、まるで自分の子供の姿をダブらせそうになる。
いつか娘たちが、そんな風に出て行くのだろうかと。
そして、息子はこんな風に綺麗な花嫁をもらう日が来るのだろうかと。
ブッサイクな花嫁だったらどうしよう。。。。。
たった一泊の結婚式出席の為の小旅行。
なじみの部下達ともシコタマ酒呑んで、妻とも一緒に疲れきるまで楽しんで、一泊二日で妻と二人きり。
美味しい料理と最高に幸せそうな新郎新婦を見ながら、結局私が一番気にして見ていたのはココでした。
(ああ。。。やっぱり俺は、ここが一番好きだなあ〜〜)
見るだけなら経費もかからんし〜〜〜〜〜。