他責と自責
人はおおむね自分の過去に、誰かから刷り込みを受けた、何らかの習慣や習わしなど特定の癖や価値観に洗脳されたまま生きている。
そしてその絶対者から受けた洗脳を、絶対に正しいとしか考えない。
昨今は時代がものすごいスピードで変化しているので、その価値観も癖も刷り込みも、時には一瞬にして常識が変化して、古い考え、古い人という扱いを受けることも増えたと思う。
表に観念の強さがもろに見えるタイプでも、実は時代の変化に敏感で、自分の観念を変化させることができる人もいる。
逆に、表向きには物静かで人に観念を押し付けなさそうな人でも、実はそういうタイプのほうが物凄く自分を曲げない強烈な癖があったりする。
だんだん歳をとるとわかってくることがある。
昔のイメージでいい人…というタイプが実はものすごくややこしくて、自分絶対!のタイプが多くて、逆に昔のイメージでクセのある人と思っていた人のほうが、実は倫理と道徳があって、他責ではなく、常に自責のスタンスで対人を捉えている人だったりするという。。。。。。
私は若いころ、何も人のことを視れていなかったのだろうなと、昨今そう思うのです。
それでも私の人生は確かに感動の毎日でした。
でもそれは同時に、後悔と反省の日々でもあります。