解散!!

今日は奥歯の抜いて縫ったところの抜糸だった。
ちこっと痛かったけど、順調にくっついていると。
しかし、医者の先生の話。
「まれに、歯の奥の『のう胞』が残る事がありますので・・」と・・・。
とレントゲンを見ながら説明するではないか。
(あん?全部取れたんちゃうんかい?)
「それから、まだ終わりではありませんよ。向こう2ヶ月くらいは通院してください。経過を見ながら2ヵ月後に再度CTスキャンを撮りますので。」
(いえええ〜〜??まだそんなにかかるん??)
さらに、
「それから、下の奥歯の『親知らず』ですが、一刻も早く抜く事を強くお勧めします。」
(え??なんで?)
「この歯は、隣の歯の方にむいて、横向きに生えています。これは今後確実に隣の歯を虫歯にしますから。で、どうしますか??」
畳み込まれるように話し込まれ、たじたじになる私。これでやっと歯医者系から脱却出来るかと思っていたら、まだ抜歯するんかいな!
「抜いた方がいいんでしょうかあ?」
と聞くと、
「あくまでもお決めになるのはご本人様ですが、残しておいて良い事はひとつもありません。一番の奥歯が虫歯になってだめになったりしたら、いよいよ入れ歯になってしまいますからね」
(いい・・・、いればあ〜〜??)
(それだけはいやや・・・。)
「ぢ・ぢゃあぁ、抜いちゃってください」
と、諦めた。もうこの際だ。今のうちにやることやっとくしかねえ!いっそ、全部治療してしまえ!!
「ぢゃ、先生、いっぺんに両方逝っちゃって下さい。『親知らず』!」
「いえ、いっぺんに両方は負担が大きすぎるので、片方づつになりますよ」
(なあんだあ〜。じゃあ、まだまだ続くなあ・・・。口腔外科通い・・・・。)
「あ!それから、歯医者さんには個別に行っておいて下さいね。今回抜歯した場所に、ブリーチなり、入れ歯なり、作ってもらってください。」
(そ・・・そうだよなあ・・・)

大嫌いな歯医者と、その上を行く口腔外科。これからも長い通院生活が続くみたい・・・。くうう・・・泣けるゥ〜〜〜・・・・。
歯医者嫌いだあ〜〜〜。
あの、『キュイ〜〜ン!』って言う音が聞こえるだけで、ゾクゾクッて寒気がする。そして膀胱の辺が痛くなるのだ。
二度と歯医者に行かなくていい方法はないだろうか・・・。1,000万円くらいかけて、すべての歯をインプラントにしたろか!
あ、そんなお金ないわ。

それでも最近、口腔外科と薬で、毎回5,000円近く出費する。さらに、抜歯した日は2万円だったし。歯医者も毎回3,000円くらいだ。歯は、お金がかかるんだなあ。

うう〜ん・・・・。しかし、どうやっても経費かかるなあ〜。
なんでこんなにうまく、出費する機会が多いんだろう。消費経済、すっごく貢献してる気がする。
おまけにタバコ吸ってるし。2日で1箱くらいだけど。この税金も結構払ってるしなあ。

さかっぺの教えてくれたネットワークビジネスだって、そうそううまくいくわけないし、まだ何もわからんし、このままのサラリーだと、将来の我が家は、ホームレス中学生みたいに、
「まことに残念ですが・・・、我が家はこれで、解散!」
とか、いう事になりゃあしないだろうか・・・。
あぶねえ〜〜〜〜〜。

昨今、減り続けるサラリーマンの収入。
我社の他の責任者や先輩が、次々に減り続けていた最中、ついに私にもその魔の手が伸びてきた・・・・。
毎年昨年対比実績を伸ばし続けている私でも、会社全体の枠組みで考えられてしまえば、幹部社員は減らされる対象となる・・・。
おいらもいよいよだ。うん。
創業者には感謝しかない。だから、会社批判は嫌い。
けど、我社の労務管理、ギリギリのルール。末端の社員は青い顔して残業して、残業手当は含み制度。人員減らして残業禁止としながら45時間は無条件で無給残業。痛ましい。本当に痛ましい。

これも、日本人の強欲から来る社会の実態だと思う。理念はかっこよくても、実は建前でしかないってことだ。

江戸時代の日本人。夏場になると、「このクソ暑いってのに、仕事なんかしていられっかい!」と、金や物を獲得するより、時間を獲得して人生を楽しんだ。
ヨーロッパの暮らしも似たようなところがある。
日本人は、何かの体制に尽くして、長い人生の時間を棒に振るような生き方が、一種美徳とされるようになった。
きっと明治維新後、アングロサクソンの脅威から国を守る為、軍事大国にならざるを得なかった日本の、あのあたりの時代から、変ったんだろうな・・・・。

しかし、どうしても経費かかるわあ〜〜〜〜。