長男の水泳大会
息子の水泳の試合でした！
昨年の６月ごろ、突然、学校の部活を野球部志望から、水泳部に変えて以来、８月の新人戦と、１２月のＢＣ級大会みたいな試合と、そして、今回が３回目の試合への出場となったのでした。
水泳というスポーツは、実はかなりの後天的なスポーツだと思う。
だから、小学校時代にどれだけ練習していたかが、結構重要な場合が多い。その後の中学、高校などで、ガガ〜〜〜ッと成長する選手が多い中、体の「幹」を、水泳向きにどれだけ鍛えられているか、それがとても重要なのだ。
しかし中学から初めて、まともにスイミングスクールの選手クラスに入って３ヶ月しか経たない我が息子。クロールやらせると、泳ぎがぐらんぐらんしちゃって、全然だめ。
でももっともなのである。水泳は甘い競技ではない。長い年月の鍛錬の積み重ねが、強さに直結するのだ。
しかし、そりゃあそうだよなあ〜。人間、水の中、そもそも苦手だもんなあ。魚じゃないんだから。
しかし、たった３ヶ月とはいえ、愚息の成長は脅威的なそれである。
完全な素人同然の昨年８月、６月から２ヶ月、中学校の水泳部の外プールで、放課後の１時間程度、ママゴトみたいに練習し、どちらかといえば得意な平泳ぎで、初めて１００ｍ続けて泳いだ経験が、初めて出場した８月の新人戦。
８月 １００ｍ平泳ぎ １分３０秒６５
生まれて初めてのレース経験。緊張で力が入らなかったというが、この時ふと思ったのは、平泳ぎをどこで覚えたんだろうという点。
私は教えたことはない。
一度プールで、私の泳ぎを見せた事はある。
私も陸へ上がれば「トド」だが、水に入ると少しの間はスイマーに戻る事ができる。わずかな時間だ。体力がもたないから。
まともに教わった事がないにも関わらず、やけに泳ぎが上手い。
プルと呼吸とキックのタイミングには、修正の余地が大いにあるものの、根本的なセンスを感じるではないか。
私の中に、ムラムラと指導者の遺伝子が目を覚まし始める。
しかし私は、自分の過去の競泳経験と、息子を比較して彼の水泳を見たり考えたりしたくないので、指導はしない。
けど、少しだけコツをアドバイスする。
あとはレースの展開をアドバイスする事もできる。
それくらいはいいだろう。
昨年１２月、生涯２度目の愚息のレース。１０月から、スイミングスクールの選手クラスにねじ込んでもらい、２ヶ月の練習を経ての出場。十分な資格もないのに、選手クラスに入れたのは、近藤さんのおかげ・・・。感謝・・・・・。
１２月 １００ｍ平泳ぎ １分２３秒８６
まだ、ボケーッとした感じは拭えないが、１００ｍで「７秒」タイムを縮めるのは、立派なもんだ。
水泳選手から、競泳選手へ、立ち位置を変えられるだろうか・・・。
そして１月２９日、昨日。
３度目のレースに出場。何しろ体も出来ていないから、力強さがなくて、ふにゃふにゃした平泳ぎだが、それでも練習を見ていると、なんだか少し早くなっている気が・・・・・。
スイミングの練習は、観覧席のガラス越しにしか見られない為、フォームのチェックも出来ないし、指導のきっかけも作れない。しかしこれは仕方がない。私はスイミングのコーチじゃないから。
昔は、コーチをコーチしていた立場だったのに・・・・。
１月 １００ｍ平泳ぎ １分２０秒２９
また３秒縮めた。夏から１００ｍで１０秒縮めとる。
結構すげえ。
泳ぎの変化も見られる。
プルの肘が、肩より後ろまで来ていたのが、結構前に収まって来た。もう少し肩より前でプルのストロークをコンパクトにして、キックのタイミングが早まり、頭部がトップにある辺りでキックを打ち始められたら、確実に速くなると思われる。
そして話によると、県大会への出場資格を得たとの事。ふ〜ん・・・。県大会ってのは、出場資格が必要だったのかあ〜・・・。私は、常に全国クラスの試合に出場するのが当たり前だったし、しかも、ジュニアオリンピックでは優勝したり、日本中学新記録出したり、最優秀選手賞もらったりしていたから、息子の県大会への出場が、本当に新鮮で嬉しくてたまらない。
この日、彼は、他にも５０ｍ、２００ｍと、４００ｍメドレーリレー
と、４００ｍフリーリレーに出場。一日で、味５種目に出場したのだった。
お疲れちゃん。凄い凄い！お父さんなら気持ち悪くなって吐いてます。
トゥリトゥネス（ふわひさし主宰 水中パフォーマンスショー）の完全防水水着用ポーチを手に入れ、平泳ぎの世界入賞者、不破央さんに見守られての大会。よくがんばったと思うよ！強太郎！
下の子たち３人は、一日中家でお留守番。こっちはこっちでこれもスゲエ〜！
小学校５年生の次女が、２年生の３女と、幼稚園年中の４女（５番め）の面倒を一日中見てくれました。
あまり喧嘩もせず、仲良く楽しく過ごしてくれたそうです。
偉いなあ。次女の「あずさ」。
幼い２人の妹に、お昼を食べさせて、夜もカレー食べさせて、お風呂入れてあげて、ドライヤーで髪を乾かして、パジャマ着させて、ちゃんとお布団に入って３人並んでちゃんと眠っていました。
妻のりさちゃんも大絶賛！できた次女や！
お土産ぐらい買って帰らなきゃねえ〜！
経費かかるなあ〜・・・・・。
