お人よし日本

訪米中の石原東京都知事が訪米中に、沖縄県尖閣諸島を東京都の予算で買い取る方向で交渉が進んでいることを明らかにしたそうだ。
既に土地所有者の民間人と基本合意。都議会の承認を得て今年中に正式に契約を交わす方向だという。

恐ろしい国、中国が領有権を主張しているこの島々。
石原知事の動きには、敬意を表したい。

東京都の話では、交渉の対象は、尖閣諸島最大の魚釣島と北小島、南小島の3島で、石原知事は、中国がこの島々の日本の実効支配を壊そうと躍起になっている状況に触れ、この際日本政府に頼らず、東京で尖閣諸島と守ろうとしているのだ。



かっこええ〜〜〜〜。



野田総理がヘナチョコに見える・・・・・。



尖閣諸島周辺は豊かな漁場だ。
日本を想い憂う石原都知事の姿勢には感謝したい。こんなに分かりやすく発信する政治家は、昨今いなくなったなあ。
石原さんの政治家信条の、そのすべてを絶賛するわけにはいかないところもあるが、それは当たり前だ。人は意見を違えることが当たり前だから。



白人の植民地支配の時代を乗り越え、アジアのあらゆる国が大東亜戦争時の日本のインフラ支援によって独立した。
しかし残念な事に、もっとも近い中国は、実際はありもしない南京大虐殺などというドイツ人駐在員の書いたデマ本によって、戦後50年以上経過してから反日運動が始まり、中国はその統率のとれない他民族の欲求不満を、反日というプロパガンダにて矛先を変えさせ、尚且つ、一部の漢民族の実効支配による政府の侵略政策で、尖閣諸島の領有権を言い出している始末。
韓国も従軍慰安婦などという捏造を、これまた戦後60年経過してから日本人の左翼によって書かれた本によって外交カードにされ、これまた反日による団結を、政治や選挙、政局に使われている。
両国とも国民が踊らされている側面は拭えない。



日本はお人よし国家だ。
尖閣に限らず、様々な外交活動指針の基準が性善説によって成される。
それに比べ、アメリカ、ロシア、そしてもっと現実的に言えば、中国、韓国、北朝鮮、の外交のしたたかさには、日本人は舌を巻くばかりだ。
世界は恐ろしい。
自国の国益の為なら、他国へ軍事介入する。
日本もほんの数十年前、白人の侵略から国を守ろうとしながら、暗黒の時代を走り抜けた。核を2つ落とされ、東京大空襲で50万人を大虐殺されながら。
あれから数十年経った今でも、中国は領域侵犯を繰り返し、潜水艦は日本の海域を平然と侵犯し続けている。
北朝鮮は核搭載の為のミサイルの発射実験を行っている。
武力行使をちらつかせながら、外交を有利に進めようとしているのだ。



東日本大震災発生直後。
世界は日本の為に祈ってくれた。Pray For Japan と言って。
実に世界は惜しいと思う。
もう一息で世界は変れるのに。
どうしても思惑に負ける。
自国、自治区、自己・・・・・人は人よりいい思いをしたい誘惑に勝てない。
自己犠牲の精神を全世界人類は共有した瞬間に、世界の潜在意識は大きく変化を遂げる。
そのエネルギーはすべてを変化させて調和する事になると思う。
きっとその時、地球人は宇宙に認められるのだろうな。