血糖値109

先日人間ドック行って来た。

3週間前、地元の町医者で血液検査して、りっぱに糖尿病と診断されてから、やれあれ食うなこれ食うなと、泣きたくなる毎日を強いられた私。
もともと持っている高血圧と相まって、合併症がもっとも危険と周りの心配も最高潮に登り、米が食えない、ラーメンが食えない、味の濃いものが食えない、とにかくサラダしか、食うものが無い・・・。
そんな状況に追いやられ、人生の食の楽しみを完全に失った。


・・・・・時だった。


午前中のドックで、γ-GDPや、血液中の糖などのデータが、なんと前の年の検査の時よりも良好だったのだ!


糖尿とγの数値を学んだ今、前の年が逆に、いかに悪いデータだったかがわかる。
逆に一年以上も何も治療せずにいたことがおいおいって感じ。
たまたま1ヶ月前、かかりつけの医者での検査が悪かったことで意識が高まったのだが、まったく糖尿病なんか、自分とは関係ない世界の事だと思っていたのだから。



しかし前年よりもデータがよかったのは、糖尿の薬を飲み始めたからであろう。
もちろん3日間の断食や、食生活の改善も、少しはその効果が出ているのだろうが、いずれにしても、もうそういう年齢なのだ。
実に嫌になる。


しかしそもそも血糖値は、パカパカ上がったり下がったりするものなのではないか?
現役時代、レース前に甘いものと摂れと大人から言われ、レース直前にチョコレート食べたりしたもんだった。
しかし後になって、甘いものを食べると、一度体内の血糖値がガクンと下がり、下がってから上がるのだということを知る。
つまり、レースの直前に甘いものを摂ると、逆に高揚感が下がってしまうのだ。
一度下がってから上がるまでに90分前後。
つまり、レース前の甘いものの摂取は、90分以上前じゃなくてはいけない。
このように血糖値は、上がったり下がったりを繰り返す。



人間は血液中の糖を、一度壊して再生するというサイクルを繰り返している。
仮に10ある血糖を7壊し、10再生する。そして結果13になる。
また13ある血糖を8壊し、11再生する。そして結果16になる。

こんなことを繰り返して糖が増加するわけだ。

だから、糖を再生出来ないようにするしかない。
その為には食わないこと。
糖に変る栄養素を摂取しないこと。
つまり、ラーメンとかご飯の類の炭水化物が禁物ってわけだ。


しかしこれだけ世の中の医療科学が進歩する中で、ラーメン食べた後すぐ飲む薬で、糖を消し去ってしまうような薬はないのかね。
それで副作用の無いもの・・・・・。

ねえな。



世の中は物理対称の法則だ。
アクセルを踏めば排気ガスが出る。
ガソリン使えば空気が汚れる。
電気自動車で排気ガス止めたら、バッテリー製作で公害が増える。
二酸化炭素問題で、化石燃料を止めて原子力にすれば、プルトニウムが出来上がる。


飯食えば糖尿になるのだ。


40代で糖尿になる人間は、この後死ぬまで食生活の制限を続け、食いたいものを食うことも出来ず、薬を飲みつつ、他の病気との合併症に脅えながら暮らす事になる。
それで10年20年30年寿命を延ばして、本当になんになるのだろう。
納税と勤労の義務を果たすことと、子供を大人に育てること。
その為に炭水化物を控え、塩分を控える。


物悲しい人生だなあ。




しかし、悪玉コレステロールが全然少なくて、善玉コレステロールがむしろ多い私。
なぜ、コレステロールの値だけがこんなに良好なのだろうか。


まったく意味わかんねえ〜〜