レバ刺し

7月1日から、『レバ刺し』が食べられなくなる。
なんと、法律で禁止されるのだ。
日本の官僚は本当にお馬鹿っちょである。
巷では合法麻薬が普通に売られ、ラリッたやつが事故起こして、人を殺している横では、万に一の確立みたいなレバ刺しで亡くなる話を最優先し、法律で禁止しよった。
正直言ってそんなにどうしても食べたいってわけじゃないけど、庶民の些細な楽しみまで、簡単に奪い去るアホ官僚達には、ほとほとまいってしまう。
先に、方の網目をかいくぐる、合法ドラッグなるものを徹底的に取り締まるべきでしょうに。

焼肉や『えびず』で出された生肉でお亡くなりになった被害者の方には心から同情するが、とはいえ、生肉の全面禁止ってのは馬鹿のやる事ではないだろうか。


御餅は喉に詰まりやすい。
毎年結構な方がお亡くなりになっている。窒息死である。
でも餅は禁止されない。

ガムは小さな子供には危険なお菓子である。
赤ちゃんや小さな子供が、ガムを喉に詰まらせて、お亡くなりになっている例もある。
でもガムは禁止されない。

エンピツでだって人は殺せる。目に差して、脳にまで届けば致命傷だし、心臓にうまく突き刺さればもう助からない危険なものである。
でも禁止にはならない。


あのニュースを見て、『あ、気をつけなきゃね。やっぱり、子供には生肉はダメだね」と言って、気をつけようと話し合った家族は多いはずだ。
生がきや、サザエなどの貝類の刺身だって、時にはO−157の巣だったりする。
しかしそんなもの、みんな自分の責任で(自己責任という言葉は使いません。頭痛が痛い、みたいな言葉なので)選択して食べている。
我々日本人は、日本の古くからの教えで、子供にはあまり生ものを食べさせるなよ!と教えられてきている。
提供している店があるからといって、小さな子供にユッケバシバシ食わせたら、あたったときには、大変な事になると、止めさせる。
うちの子供も生肉が好きだ。
与えると喜んで食べる。
しかし、心理の中には、家では滅多に食べないもので、大人の珍味でありながら、自分が食べさせてもらえる事に喜んで、余計にはしゃいで食べているってところもあるだろう。


自分で判断して食べている分には別に良いだろうに。
生肉以外だって、O−157いっぱい付いてますよ。実際。



何十年も、焼肉、レバ刺し、ユッケ刺し、鹿刺し、馬刺し、散々食べてきて、周りで誰も亡くなっていないのに。
なんで牛肉だけ、生が一律禁止なんだろう。
解せない。



なんだか、アメリカ人みたい。
自国では牛やブタを、姿のまま丸焼きにしながら、BBQ〜〜!!といって貪り食う人種でありながら、鯨やイルカはダメだという、アングロサクソンの頭の悪い論法と同じに聞こえる。



食は文化なのだ。
早々簡単に廃止などして欲しくない。
韓国人は『犬』を食べる習慣もある。
日本人が聞くとぎょっとするだろうが、もちろん私も食べる気はしないが、韓国ではりっぱな食文化である。

フランス人はあのあどけない目をした『ウサギ』を食す。あのフサフサの毛皮を剥ぎ取り、ソテーにして、フランスの洗練されたソースで食べる。もちろん私はウサギは食えんが、フレンチに出てきたら、つい食べちゃうかも。
日本人にはぶっちゃけ馴染まないだろう。


牛肉文化の進んでいる関西地域では、大打撃ではないだろうか。
関東東京は、肉といえばベースにあるのは豚肉である。
関西は牛肉だ。
関東の人は生肉文化が遅れており、馬鹿な法律をス〜〜ッと、通しちゃった。
あ〜あ。


みんな、馬の刺身しかないな!馬刺しでレバ行こ。
馬を食おう馬を!
(なんか、怖えぇ〜〜)



7月12日は長男の誕生日である。
まだ少し先だが、長男はきっと誕生日に焼肉が食べたいというだろう。
家族で行くとすれば食べ放題の店ってところだろうが、最近では子供が成長し、幼児は1人しかいない。
昔は大人料金は、妻と私の2人だけだった。
今は4人が大人料金である。
そして2人小学生料金。(半額?)
そして幼児料金。1人。
今時の焼肉食べ放題は、大人2,980円〜3,480円。
ビール飲んだり、ワイン注文したら、すぐにポンッと3万円くらいだろうなあ。
まあ、昔、赤坂のバリバリという焼肉屋で、34万円食った事と比べれば、たいしたことないか。

はあ〜。経費かかるなあ〜・・・・・。