先生の命日
先週は忙しかった。
まさに貧乏暇なしってところか。
勉強会からクレームの謝罪とその後の切替し、福岡出張でのプレゼン、重要顧客からの無茶な要望・・・・。
当たり前の毎日とはいえ、重いな出来事と重要な仕事が重なると、やっぱりグッタリするよ。
もともとヘタレ野郎だもん。
クレームも、そもそも起こしたくて起こしてるんじゃないんだから、発生する事事態は仕方がない側面もあるだろう。
初めてのケースの内容であればなおさらだ。
しかし問題はそのクレームに対する対応、対処である。
クレームは、それが発生した瞬間は、顧客の不満や怒りという側面しか感じられないことがほとんどだが、実は不満がイコールクレームではない。クレームは顧客の【主張】であり、この時こそ顧客の【本音】が表れる時でもある。
真摯に対応する事はもちろん、怒りに対しても全身で受けてたつ必要がある。
しかしもっと重要なのは、クレームが発生した事を、利用する事だと思う。
クレームや顧客の主張に対し、数倍、数百倍のエネルギーとサービス品質を以って、情熱いっぱいに対応、プレゼンし返すことだ。
熱い心を持って、誠心誠意、我々が出来る対応と、今後の改善に対し取り組み、今までにない最高のクレーム対応をすることで、顧客は安心し納得し、今後に期待する。同時に我社も、その欠点を徹底的に改善するチャンスが生まれる。
問題に対し、どう対峙するかで、顧客と我々の双方の運命がガラリと変るのだ。
誠意というものは、本人に本当の【心】があってこそ通じるものだ。
情熱がなければ、何をどれだけしようと、うわべだけでは相手には伝わらない。
そこに希望が見出せるくらいに熱を込めてこそ、クレームの発生に対する【価値】が生まれる。
福岡への出張で大成功したプレゼン。参加者の心にその内容が響いたことを期待しているが、実はひそかに楽しみにしていたのは、夜の博多ラーメン。
しかし、翌日が早いことと、博多から30分程度離れていたことで、事前に福岡の先輩から、『屋台は行くな。美味くないぞ』と言われていたのに、ホテル近くの小汚い、しかも不清潔な屋台へ行ってしまった。
失敗してみるかと部下と立ち寄ったその屋台は悲惨。
おでんが不味い。
ラーメンは論外。
焼酎ロック頼んでも、ロック(氷)が少ない。
あかん。
のれんの賑やかさに騙されて、大失敗のピース!
これも経験のうちと、紅しょうが異常に入れて、味をごまかし、3人で一杯にしておきました。
週末は長女のオープンキャンパスへ。
志望は音楽大学。
ご存知高額な授業料と入学金に、父は完全にノックアウト。
この調子であと4人、合計5人も大学なんぞに入れられるのだろうか。
(いや。まず無理だろうな。)
歌とピアノ、ギターの上手な父親に似て、長女の歌声は天使のよう。
(ま、いいか。好きなところに行って欲しい。)
と、自分に言い聞かせる。
経費のかかる我が家にさらに大学生活で更なる投資が始まる。
日曜日。
先週トマトの苗を植えた場所に、鳥避け、猫避けの柵を作った。
新たに盛った土の上に、猫がウンコしてくの。
妙にイラッとするその行いにメスを入れるべく、完全防御。
細い、安い材木で大急ぎで作ったのはいいが、作業台や満足な道具もない状態で、腰が痛い。
でもまあ、出来はそこそこ。
そしてこの日。
6月16日はわが師、米川先生の命日でした。
フェイスブックでお知らせし、教え子達で追悼の日に。
今更ながら言わずもかな、しかし言うならば、私たち選手に、水泳と水泳で勝つ事の楽しさと、そして人生の厳しさと、人生の醍醐味、楽しさを教えてくれた先生。
こんな日に私が思うことは、いつもただひとつ。
会いたいよ。先生。