もう、し〜らね。。。

大阪都構想

なんと反対側の勝利となってしまった。

この考えられない現状に、私は久しぶりに大阪市民に対してビックリした。



大阪都構想のメリットが見えないなどと、未だにのたうつ市民が居るのには腰がぬける。

愚民はどこまでいっても学ぼうともしない。

だから未だに【わからない】とのたうつ。


出口調査の結果、男性が賛成55・5%と上回る一方、女性は反対が52・0%と賛否が逆転。

この意味は深い。

会社でも家庭でも言える事だが、女性は改革を嫌う。

現状を変えることで、新しい何かを受け入れるということを、まず単純に嫌う。

ましてや、今まで働いている人たちの納税による税金で享受してきた住民サービスという名の施しを、一度手にした愚民は手放したくない。



自分だけ、自分たちだけが良い思いをしたいという、日本人の隠された恥部が、モーレツに現れた投票だったのだと、私はこれまで以上にこの国に失望した。

ま、私が失望したって言ったって、誰もなんとも思わないけれど。


そして年代別。


20〜50代で賛成が5割を超え、60代は51・8%が反対、そしてなんと、70歳以上は3分の2に当たる63・8%が反対に回った。

高齢者が物凄い反対している。

社会保障介護保険まで働く世代から税金を分配受けていて、敬老パスなどという大阪市だけでやってるアホな過去の市長の作った優待乗車券がなくなるのが嫌だって言って、反対に投票してやがる。



投票には試験が必要じゃないか。

大阪府内では、すでにタウンミーティングを600回以上開催してきているってのに、まだわからねえって言うんじゃあ、そりゃあ、あほか!?って話になるだろう。

まさか一軒一軒の家に、説明しに行けってか?


ただ自分の享受している【ほどこし】を失いたくないからって理由で、大阪市の将来や、若い世代の暮らす将来なんか、まったく考えちゃいないってわけだ。


愚民相手にする投票ほどくだらない多数決はない。


宣伝の上手さや小泉みたいな演説の雰囲気や言葉の上手さで当選したり投票率まで上がるくらいの馬鹿さ加減だもの。


住民サービスが良くなるか悪くなるかなんてことに関心を持って、2重行政の税金の無駄を考えない。単純に行政の効率は2倍悪いってことですら関心がない。


まだ都構想の説明が不十分とか言って、そういう人は、何度説明しても、どんなに上手く話しても、頭が悪いのに加え、世間が狭い人生だから、頭に浮かぶことは不安しかないってわけだ。


めちゃめちゃなのは公明党の裏切りと、自民党共産党と組むなりふり構わなさだ。

よくもまあ見境なく政治家ってのは。



そもそも政治ってのは給料もらってやるもんなんだろうか。

政治はボランティアじゃねえかなあ。



大事なことは、都構想を推進する維新の党に対する支持層は、なんと賛成が96・9%を占めたということだ。


政策集団としての評価は圧倒的であるのに、都構想だけ理解できないとか、ほどこしが減るっていう噂だけで、反対しちゃう愚民だもの。



もうし〜らね。